企業訪問レポート
2013/02/21 豊岡市経済課
ブーランジュリーモン
―地元食材にこだわるきっかけは?
マクロビオティック(食生活法・食事療法の一種)との出合いです。その考え方「地元食材で作る料理は体に良い」というものがあります。これは、生まれ育った土地と同じ風土、気候で育った食材は、体に良く馴染み、健康に良いというものです。そこから、地元豊岡の食材を使った安心安全、健康志向のパンを提供しようと思いました。 ―パンの特徴は? 餡子も、地元の小豆を仕入れて自分で作ります。手間は掛かりますが、地元素材の味を楽しんでいただけます。また、電気窯を使う同業者が多い中、当店では石窯と同じ効果を持つ「輻射式ガスオーブン」を使います。遠赤外線でじっくりと焼き上げることで、パンは深い旨味が出て、美味しく仕上がります。 ―環境への効果は? コウノトリ育むお米など、地元の特別栽培(無農薬・減農薬)食材を使い、お客様に食べていただくことで、農薬に頼らない農地が増え、生き物いっぱいの自然環境が広がります。その結果、地元農家の方々にも利益が還元できていると思います。 ―どのようなお客様が多いですか? 老若問わず女性のお客様が多いですが、家族連れで来られる方もおられます。また、アレルギー体質の方のために、特定の食材を除いたパンなどを注文されることもあります。 ―気をつけていることは? 開店からもうすぐ一年ですが、常に季節感を考えてパンを作っています。旬の素材を使うことはもちろんのこと、気温なども考慮して食感を工夫します。 ―今後の展開は? 地元の食材を全国の人に知ってもらいたいという思いから、インターネットによる販売もしてみたいと考えています。 |
ブーランジュリー MON
〒668-0817 豊岡市六地蔵239-6 |